2018年10月29日月曜日

みやこ秋まつり手踊りパレード参加♪

こんにちは、リハビリテーション部の大手です。

雨続きだった天候も落ち着き、「行楽の秋」らしいさわやかな天気の日が増えてきましたね。
みなさんはどんな「〇〇の秋」を満喫してますでしょうか。

さて、去る915日(土)に、みやこ秋まつりの手踊りパレードに
参加してきましたので、今回はその様子をリポートします。
 
10年振りの参加となりました
みやこ秋まつりは、9月の敬老の日を含む3連休中の、
土日の2日間に渡って行われるお祭りで、
平成最後の開催となる今年で34回目となりました。
 
宮古第一病院は平成20年を最後に、団体としての参加は
途絶えておりましたが、「病院全体の連携を強化しよう」ということで、
秋まつり手踊りパレードへの参加が10年振りに実現しました。

病院職員への参加告知がお盆のころだったため、
準備不足を心配する声もありました。ところがふたを開けてみれば、
職員の家族も含めて70名超の参加者が集まりました。

■和洋折衷の出発式

予定の1720分から15分ほど遅れて、
みやこ秋まつりの出発式が始まりました。

手踊りパレードに参加する27団体が団体ごとに整列し、
宮古消防署前の駐車場に設置されたステージ上を注目します。

どの団体も黄色、薄いピンク、水色、緑など、色鮮やかな浴衣やハッピに身を包み、
だんだんと人数が増えていきます。

実行委員会の進行で、山本市長らの挨拶が始まりました。
私はひとりで、「宮古第一病院」と貼り紙のされた
カラーコーンの前に陣取り、挨拶を聞きながら他の職員の到着を待ちます。

ステージ上が急に華やかになったと思ったら、
黄色い浴衣姿のまつり娘7人が登壇していました。
そのまつり娘の中に、どこかで見た顔があるなと思ってよく見たら、
宮古第一病院の内藤澪理学療法士でした。
まつり娘に選出されていながら、涼しい顔でリハビリ業務にあたっていたとは驚きです。
次に、G.R.E.S仲見世バルバロスの2人が登壇しました。
浅草サンバカーニバルを3連覇した実績があり、実力は折り紙つきです。
浴衣姿のまつり娘に対し、こちらはド派手なサンバの衣装が目を引きます。

まつり娘とサンバ娘の衣装は、さながらモンシロチョウVSアゲハ蝶
という感じのコントラストで、その周囲を蛾・・・
いや、40代、50代、60代のおっさん達が取り囲んでいるという、
なかなかにカオスな状況でした。
■いよいよ出発
出発式が終わりました。スマホを持っていなかったため、

まつり娘やサンバ娘の姿をしかと目に焼きつけた私は、
「せめてコンタクトレンズを新しいものに交換してくればよかったな」と、
ちょっぴり後悔していました。

出発式のあいだ、会場の後ろのほうで待機していた
宮古第一病院の他の参加者たちとも、やっと合流できました。
人が多くて前に移動できなかったようです。
自分と同じ衣装の職員に会えて、私はほっとしました。

名前を呼ばれた団体から順に、振興局前を通り魚菜市場のほうへ進んでいきます。
いよいよ手踊りパレードが始まります。

宮古第一病院は20番目に名前が呼ばれ、
19番目のほほえみの里さんに続きます。


■手踊りパレード開始 
魚菜市場前あたりから、音楽に合わせて手踊りパレードが始まります。

宮古第一病院は、先頭に横断幕を持つ5人、
その後ろには提灯を持った子どもと職員、その後ろに手踊りパレードの
職員が続くという陣形でした。私は横断幕の右端を持つ役を仰せつかりました。
 
提灯を持つ子どもたちの、はしゃぐ声がときどき後ろから聞こえてきます。
5分も歩かないうちに「ねえ、あと何分で終わり?」
と尋ねる声が聞こえてきて、笑いそうになりました。

宮古第一病院の前を通ると、参加できなかった職員が、
家族と一緒に応援に来ている姿を、左右の歩道上に見つけることができました。
お互いに声をかけあったり手を振りあったりして、笑顔が自然とこぼれます。
 
私は先頭を歩いていたので、ときどき振り返るかたちでみんなが躍る様子を確認しました。
宮古第一病院の衣装は、赤と青と黄色のハッピ姿なのですが、
なかなか様になっています。踊りも練習時間があまりなかった割には、しっかりと揃っています。

 
 
 

綺麗に彩られた祭一色の町に繰り出してみると、
この赤青黄色の色使いがいい感じで映えています。
実は、今回の秋まつりのために加藤CEO
衣装のデザインをして下さり新調しました。
この衣装の色遣いが夜でも明るくて目立ちます。
そこまで計算していたとは、さすがは加藤CEOです。
踊っているあいだも、「この衣装なかなかいいね」、
「他の団体より目立っているね」などの声が参加者から上がりました。
 
 
■岩手銀行を過ぎて手踊りパレード後半
岩手銀行さんの交差点を左に曲がると、末広町です。
手踊りパレードも後半戦です。途中、三社タクシーさんのところで水分補給はできましたが、
参加者も少し疲れてきた様子です。
 
「ねえ、あと何分?」と聞いていた子どもたちも、
もう尋ねる気力もないのか黙々と歩いています。
私は、「子供たちよ!最後までしっかり歩くのだ!」
という雰囲気を背中では作っていたつもりでしたが、
慣れないたびと草履で歩いていたため、実は足腰がガクガクでした。
 
末広町に入ってからも、沿道を埋めつくしている見物客から、
手を振られたり声をかけられたりしました。
宮古第一病院のリハビリを利用されている方が、
ご家族と応援されている姿もみられました。
 
審査員席前を通り、残りはわずかです。
「腹減ったー」、「疲れた」などと言っていた参加者も、
ゴールが見えてきたことで気力が戻ったのか、
最後の力を振り絞り踊っています。
なあど産直のところを右に曲がり、ついにゴールしました。
 
待機していたまつり娘に、「お疲れさまでした!」と声をかけられました。
参加者はみな、「お疲れさまー」と声をかけ合っています。
その後、実行委員のご発声による一本締めと、記念撮影を行いました。
参加者はみな額に汗をにじませながら笑顔で記念写真に納まり、解散しました。
 
 

■手踊りパレードに参加した感想
私は青森出身なので、地元のねぶた祭には
見るほうと跳ねるほうで何度も参加したことがあります。
 
みやこ秋まつりは、青森ねぶた祭に比べると参加者も見物客も規模は小さいです。
ですが、参加者も見物客もみんないい顔をしていました。
祭りの後の顔には達成感がありました。
そのいい顔を見て、「お祭りには規模の大小とか優劣なんてものはないのだな」
と、感じました。地域のみんなが参加し、生きている喜びを感じ、
「明日からまたがんばろう、地域に少しでも貢献しよう」、
そう思うことが大事なのだなと思いました。
 
来年はもっと参加者を増やそう。踊りの精度もあげていこう。
心地よい疲労を感じながら、私は宮古第一病院へと歩いていきました。
最後になりましたが、沿道から声援を送ってくださったみなさま、
本当にありがとうございました!
 
                              ハビリテーション部:言語聴覚士 大手賢一


 



 
 
 
 

 

 


 
 



 


 


 




 


 
 




 





 
 



 
 
 

 
 





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